【インボイス制度】とは?ITが苦手な個人事業主・店主向けのやさしい翻訳
インボイス制度って難しそう…と頭を抱えている個人事業主さんへ。カフェの仕入れやハンドメイドの材料費など身近な例えで、知っておきたいポイントをソウタさんが優しく解説します。これで税金への不安が少し軽くなるはず!
「インボイス制度」って聞いて、どんな気持ちになりましたか?
ソウタさん、この間お客さんから「インボイスって対応してますか?」って聞かれたんです。なんか「いんぼいすせいど」って聞いただけで、もう頭がフリーズしちゃって…。また新しい税金のことですよね?なんだか難しそうだし、私には関係ないのかな…って思っちゃいました。
ミキさん、それは難しく聞こえますよね。新しい制度や聞き慣れない言葉が出てくると、「うわ、またややこしいやつだ…」って身構えちゃいますよね。でも安心してください。インボイス制度は、ミキさんのような個人事業主の方にも関わってくる可能性があるけれど、一つ一つ見ていけば大丈夫ですよ。
え、やっぱり私にも関係あるんですね…。どうしよう、数字の管理とか本当に苦手なんです。
大丈夫ですよ。まずは「インボイス制度って結局何なの?」っていうところから、ミキさんのハンドメイドのお仕事に置き換えて、分かりやすくお話ししますね。一緒に見ていきましょう!
ソウタのやさしい翻訳
インボイス制度をざっくり一言でいうと、国が「ちゃんとしたレシート(インボイス)」を使って、消費税がどのように流れているかを確認するための新しいルール、と考えると分かりやすいかもしれません。
ちゃんとしたレシート…?それがどう私に関わるんですか?今までのレシートじゃダメなんですか?
ミキさん、いい質問ですね。では、ミキさんが作品作りのために、布や金具を材料屋さんから1,100円(税込み)で買ったとしますよね。このうち100円は消費税です。今までは、その100円を「私が払った消費税だから、自分の売上から国に納める消費税を計算するときに引いてもらえる」っていう仕組みがありました。これを「仕入れ税額控除」って言うんですけど、この言葉も難しく聞こえますよね。簡単に言えば、自分が払った消費税分は、国に納める消費税から差し引いてくれる仕組みです。
でも、インボイス制度が始まると、材料屋さんが発行してくれるレシートが『インボイス(適格請求書)』という、特別な情報を書き加えたレシートじゃないと、その100円を国に納める消費税から引かせてもらえなくなるんです。つまり、ちゃんとしたレシートがないと、ミキさんが払った消費税が、国に納める消費税の計算で認められなくなって、その分、ミキさんが国に納める消費税が増えちゃう可能性がある、ということなんです。
これは、売上があって消費税を国に納めている方(消費税の課税事業者)にとって特に大事な話なんですよ。もしミキさんがまだ消費税を国に納めていない(免税事業者)なら、直接関係ないように思えるかもしれません。でも、ミキさんの作品を買ってくれるお客様の中には、法人のお客さんや、消費税を納めている個人事業主さんがいるかもしれませんよね。そういうお客様は、ミキさんがインボイスを発行できないと、自分たちが払った消費税を引くことができなくて、困っちゃうかもしれません。だから、インボイス制度は、みんなが使うお金の流れをよりはっきりさせるためのもの、と考えるといいかもしれませんね。
なるほど!私が材料屋さんに払った消費税を、ちゃんと引いてもらうためには、材料屋さんからちゃんとしたレシートが必要で、逆にお客さんが私に払ってくれた消費税を、お客さんが引くためには、私がちゃんとしたレシートを発行する必要があるってことですね!そういうことだったんだ!
自分のお店に当てはめてみよう
ミキさん、理解が早くて素晴らしいです!では、ここからが大事なステップですね。今日、ノートにこの2つのことを一つだけ書き出してみましょう。
まず一つ目。「自分のお店は、消費税を国に納める必要があるのか?」です。基本的に、お店の売上が年間で1,000万円を超えている方は、消費税を納める「課税事業者」になります。まだそこまでいってない方は「免税事業者」なので、今すぐインボイスを発行する義務はありません。まずは自分の立場を確認してみてください。
二つ目は、「もし今、法人のお客様や、消費税を納めている個人事業主のお客様とお取引があるなら、『インボイス(適格請求書)は必要ですか?』と一度聞いてみる」ことです。もし「必要です」と言われたら、インボイスを発行できるようにどうしたらいいか、少しずつ考えていく準備を始める、という感じで大丈夫ですよ。
はい!まずは自分が課税事業者なのかどうか、そして、お客さんにインボイスが必要か聞いてみることから始めてみます。なんだか、少しずつならできそうな気がしてきました!ありがとうございます!
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